パク・ウォンスン市長による冬季火災脆弱地域の考試院密集地域に対する安全点検
月日:2011年11月22日 会場:トンジャク(銅雀)区ノリャンジン(鷺梁津)洞ソングァン考試院
イ・イル銅雀区消防署長 ソウル市内の考試院に住んでいる人は計5300人で、そのうちクァナクク(冠岳区)が最も多く、二番目が銅雀区です。銅雀区には考試院が約450カ所あり、鷺梁津近隣に塾街があるので学生が多く、会社員もいます。
パク・ウォンスン市長 全部若者たちでしょうか?
消防署長 全て25~33歳程度です。この付近が考試院の密集地域であるのに加え、劣悪な道路環境、急傾斜などが問題点です。そのため私どもの消防署では、狭い道でも走れるバイクや自動車などを備えています。冬に最初から上がって来られないということがないように、施設の設置を徹底しています。
パク・ウォンスン市長 雪が降ったら、どのようにするのですか?
消防署長 塩化カルシウムをまく作業で、事前に準備しておきます。また、勉強中に火事が起きた場合、下へ避難できるようにします。火災が発生した場合、消防車が到着した時に、私どもの消防署が92カ所ありますし、この近隣にも5カ所あり、すぐこの上にもあります。これで住民自ら消化できるようにしますが、ソウル市で3件程度、直接消火した事例があります。関連の新規提案を行い、区庁と共に取り組んでいるものがあります。
パク・ウォンスン市長 事故が起きてから実践するよりも、実際のように、事前に準備することが大事だと思います。ご苦労さまです。
消防署長 これが感知器です。単独型の感知器です。煙が入ってきたら、寝ていても起きられるように、警報が鳴ります。
パク・ウォンスン市長 部屋ごとにみな設置されているのですか?
消防署長 部屋ごとにあります。
パク・ウォンスン市長 消防署にも通報がいくのでしょう?
消防署長 はい、そうです。
パク・ウォンスン市長 皆知っていましたか?
消防署長 若い人たちなので、すばやく動いて避難できます。
消防署長 非常口は普通反対側につくられているのですが、これは平時には使わないという意味です。火事が起きた時の避難用です。
パク・ウォンスン市長 これは役立ちますね。
消防署長 全ての考試院でこのようになっています。
パク・ウォンスン市長 学生たちにこのような施設があることを知らせているでしょう?
消防署長 ここは不特定多数が来る所ではなく、住んでいる人たちなので、内容を皆知っています。