ソウル市(漢江事業本部)は、「漢江でもっとも美しい夜景スポットを専門解説者とともにめぐる『漢江ナイト・ツアー』が、運営開始2ヵ月で、参加者たちを多大に満足させる人気プログラムとなった」と発表した。
ソウル市が今年から運営を始めた「漢江ナイト・ツアー」は、7月28日(土)から10月27日(土)までの間、毎週土曜日に盤浦(バンポ)漢江公園一帯で行われる。同プログラムに参加すると、公園周りの夜景スポットをめぐりながら、専門解説者からそれぞれの場所に関わるいろんな説明が聞ける。
専門解説者は、盤浦漢江公園の歴史や、暗闇の中から現れる光と色彩の美しさ、漢江の橋、周りの建築、ソレ島と月光レインボー噴水などについて説明する。そして、ロマンチックな夜景フォト・ゾーンでの写真撮影や様々なイベントも行われる。
同プログラムは、予約開始日に全回の事前予約が完了するほど、市民の関心を集めている。各回の定員は計40人で、現在まで計9回、317人の市民が参加。子持ちの家族、恋人、夫婦など、いろんな参加者が楽しんでいる。
参加者に対するアンケートの結果、「漢江ナイト・ツアーに対する全般的な満足度」では、「満足している」と答えた人が92%と、そのうち51%の人は「とてもすばらしい」と答えた。
特に、「プログラムの中でもっとも満足した部分」では、74%の人が「専門解説者の漢江に関する解説」を、21%の人が「様々な連携イベント」を選択。また、「同ツアーに今後も参加したい」と答えた人が96%となった。
参加者たちは、「星空と漢江の美しい夜景を楽しみながら、漢江の橋や周りの建築に関する話が聞けて、とてもよかった」、「恋人同士や夫婦同士だけでなく、両親もいっしょに、家族みんなが楽しめるツアーだと思う」などと述べた。
最終日の10月27日まで残り6回となった「漢江ナイト・ツアー」には、無料で参加することができる。ソウル市公共サービス予約ホームページ(http://yeyak.seoul.go.kr)で、各回40名を先着順で募集する。詳しくは、運営事務局(Tel.02-585-2693)まで。
「漢江ナイト・ツアー」は夜間に行われるため、大人(19歳以上)に限って予約を受け付けている。ただ、保護者が一緒であれば、子どもも参加することができる。
ユン・ヨンチョル漢江事業本部長は、「散歩したくなるこの秋、涼しげな空気と美しい夜景、そして満月が調和し、さらにすばらしい風景となる『漢江ナイト・ツアー』に、ぜひとも参加していただきたい。2019年からは、参加定員を拡大するなど、プログラムへの満足度をいっそう向上させていく計画」と述べた。
盤浦月光レインボー噴水 | セビッ島 |
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ポスター | |