世界的なロボット研究者のデニス・ホン(Dennis Hong)が、ソウル市広報大使に委嘱される。第4次産業革命時代においてロボット専門家をソウルの広報大使として委嘱することで、ソウル市の地位を高めるとともに、ソウル市がグローバル・スマート都市へと成長できるよう、関連政策をともに広報していく戦略だ。
2020年11月20日10時、ソウル市庁において広報大使委嘱式が開かれる。この日、デニス・ホンは、ソウル市広報大使の委嘱牌を受け、「ロボット、人工知能」に関する市民向けオンライン講演を行い、本格的にソウル市の広報活動を始めることとなる。
特別講演は「ロボット・人工知能時代を迎えて私たちが取るべき態度」という内容で、11月20日10時10分からソウル市のYouTubeチャンネルから生配信される。
https://youtu.be/upDV1ROqYgM
この日の講演では、ソウル広報大使に委嘱されたデニス・ホンが自ら運営しているUCLAロボット研究所のロメラ(RoMeLa:Robotics&Mechanisms Laboratory)が現在開発中のいくつかのロボットを例に挙げ、ロボットに使われる人工知能技術が現在どれほど発展しているか、何が誇張で何が真実なのかを見極めることで、それを受け止める私たちの態度について一緒に考える時間を設ける予定だ。
ソウル市広報大使に委嘱されたデニス・ホンは、今後ロボットやAIなどの技術に基づいた「スマートで安全な都市・ソウル」の多彩な市政に関する広報活動を展開する。
さらに、デニス・ホンは、ソウル市のグローバル都市ブランドの広報映像にも出演する。ポストコロナ時代に備え、ソウルの防疫を紹介するための「グローバルで安全な都市・ソウル」の広告・広報動画のメインモデルとして参加する。