ソウル市は、グローバル広報大使であるMBLAQ(エムブラック)の「アジアツアーコンサート」におけるソウルオンラインプロモーションを成功裏に終え、世界の韓流ファンに「韓流の中心都市、ソウル」のイメージを広めることができた。
ソウル市は6月から8月初旬まで、インドネシア、タイ、台湾、日本などで行われる予定のMBLAQの「アジアツアーコンサート」のチケットオンラインプロモーションを行った。その中で、「ソウルでMBLAQとPVを撮影するとしたら」というテーマで、ソウルロケの推薦地と短編シナリオを書き込みで募集した。その結果、計528人からの応募があった。
このプロモーションの期間中に、ソウル市が運営するSNSへのアクセス数は、最大で月平均の2倍も増加した。これにより、韓流コンサートに世界の人々が依然として高い関心を寄せていることが確認できた。とくに、ソウル市が運営しているフェイスブックは、オンラインプロモーションと世界の韓流ファンのコミュニケーションの場として積極的に使われており、現在10万人の利用がある。
ソウル市は、韓流スターの中心的存在であるキム・ヒョンジュン、シア・ジュンス、MBLAQなどのソウル市グローバル広報大使とともに、韓流スターの海外コンサート・景品があるイベント・広報映像の制作などを、2010年から積極的に行っている。ソウル市運営の8つの海外SNSを通じて、オンラインプロモーションなどの海外マーケティングを素早く行うのが目的である。これまでに、オンライン上で5千万件以上のアクセスがあった。
ソウル市がオンラインマーケティングに積極的に取り組んでいる理由は、2点ある。まず、オンラインにすることによって、国境や地域の境界を越え、より容易にソウルを知らせることが可能となるからである。次に、韓流のような魅力的なコンテンツを整えることでソウルがより身近に感じられるようになり、世界中から多くの人がソウルを訪れるようになるきっかけとなると考えているからである。
ソウル市が運営しているSNS