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経済ニュース

  • 世界の都市農民が集まって気候危機時代の方向性を模索…ソウル都市農業国際カンファレンス開催

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,978

    都市と地球を救うため、都市農業は何ができるだろうか ソウル市は、世界中の都市農業専門家が参加する「2021ソウル都市農業国際カンファレンス(2021 Seoul International Conference on Urban Agriculture)」を、DDPにて11月8日(月)~11月(木)まで4日間にわたりオンラインで開催する。都市農業国際カンファレンスは、世界の都市農業のさまざまな事例を共有し協力することで、世界の都市農業従事者の連帯及び持続的発展が可能な都市を築くことを目的に、今年2021年にして10回目の開催を迎えている。 2021年に開催される第10回ソウル都市農業国際カンファレンスでは、都市農業が社会問題を解決させるだけでなく、気候変動にも対応できるという点に注目し気候農民としての役割と実践をも強調するため、2020年につづき「都市と地球を救う気候農民」をテーマに、フランス、キューバ、日本など7か国から16名の専門家が参加して、海外都市の事例と優れたプログラムを共有する。 4日間開催されるソウル都市農業国際カンファレンスのメインとなるプログラムは、▲気候危機時代におけるカーボンニュートラル(炭素中立)に向けた都市農業の役割をテーマとする国際カンファレンス、▲世界都市農民たちの交流と連帯を目指す世界都市農民大会、▲都市農業の現場で必要な知識・情報を共有する農民ワークショップが実施される。 まず、11月8日(月)から10日(水)まで開催される「都市農民ワークショップ(Farmers workshop)」は、気候危機時代においては、東洋の天地人思想のように「天、地、人」の調和の取れた暮らしの知恵が必要であるということをテーマにして、3日間にわたり現場で実際に適用できるテーマ別講演が行われる。 11月11日(木)午前には、DDPビデオ会議スタジオ(デザインラボ2階)で、国際カンファレンスのメインイベント、「カーボンニュートラル社会のための都市農業の役割」をテーマに、気候危機時代の都市農業の役割とソウル都市農業の10年間についての物語を分かち合う。 この日の基調演説者は、気候科学者であり土壌微生物学者で、かつリジェネレイト・アース(Regenerate Earth)の創立者でもあるオーストラリアのウォルター・ジーン(Walter Jehne)が、『都市農業:安全な住居と気候のための人類の最後の機会』というテーマで発表する。つづいて、キューバの農生態運動、フランスの生態環境運動など、各国の都市農業専門家が都市農業の事例を共有し、発展の方向性を模索する。 カンファレンスにつづき、今年2021年に初めての取り組みとして、気候変動克服のために都市農業の役割を見出し、世界の都市農民たちにとって交流と連帯の場となる世界都市農民大会が開催される。これまで、ソウル都市農業国際カンファレンスに参加してきた各国の都市農民たちが、「地球と都市を救う気候農民」をテーマのもと、志を共にして作成した世界都市農民宣言を、各国の言語で発表・朗読する。 2021ソウル都市農業国際カンファレンスは、都市農業分野に関心のある個人及び団体であれば誰でも、ソウル市YouTube(www.youtube.com/seoullive)にてリアルタイムで参加できる。詳細については、ホームページ(http://seoulfarmer.org/en/main/main.php)で確認できる。
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