ソウル市は、ビューティー・ファッション・デザイン産業を基盤とする感性魅力都市への成長を図るべく「グローバルビューティー産業ハブ、ソウル」基本計画を策定し、2026年までの5年間に合計2,040億ウォンを投資する。
ソウル型ビューティー産業の競争力を強化して、ビューティー・ファッション分野で将来ユニコーン企業になり得る企業の数を現在の8社(2021年)から12社(2025年)に増やし、世界100大ビューティー・ファッション企業も4社(2021年)から6社(2025年)に増やすことを目指す。
「グローバルビューティー産業ハブ、ソウル」基本計画は、4大分野11中心課題によって推進される。
まず、大韓民国ファッション産業の一等地として成長したトンデムン(東大門)とDDP一帯を、ビューティー関連コンテンツやライフスタイルのトレンドを総合的に体験できる「ビューティー・ファッション産業コア拠点」にアップグレードさせる。
また、ビューティー・ファッション産業のエコシステム造成と有望な中小企業の育成のため、2023年から1,000億ウォン以上の規模に及ぶ「ビューティー産業専用ファンド」を造成して中小企業、初期の創業企業、青年スタートアップに投資する。そして、2022年から毎年10月には世界中のバイヤーやビューティーインフルエンサー等がソウルに集まる大規模なビューティー博覧会である「ソウルビューティーウィーク」を開催する計画だ。
ソウル市は、ビューティー産業の分野を拡張し、ソウルの持つ魅力や長所、世界的に注目されているK-コンテンツや観光等を融合させることによって、ソウルをグローバルビューティー産業のハブになるよう大きく成長させ、もっとも旬なビューティー・ファッションのトレンドを経験したい者が世界中から集まる都市になることを目指して羽ばたくつもりだ。