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[2014] 市長挨拶

  • 世界が驚く デザインのセンセーションを期待しましょう!

  • [2014] 市長挨拶 SMG 1,120

    ヘラルドデザインフォーラム2014開幕式

    日付 2014年11月26日 | 場所 ソウル東大門デザインプラザ

    皆様、こんにちは。お会いすることができて嬉しいです。ソウル特別市長パク・ウォンスンと申します。世界的なデザイン権威者と大韓民国のデザイン分野を新しく導く新鋭のデザイナーの皆様が集まり、時代のインスピレーションを論じる祝典の場、ヘラルドデザインフォーラム2014の開催を心よりお祝い申し上げます。同時に、このように有意義な場を設けてくださったホン・ジョンウクヘラルド会長をはじめとする役職員の皆様にも、感謝申し上げます。

    今皆様がいらっしゃるこの場所は、ソウルの新しいランドマークであり、大韓民国、さらに世界デザインのメッカを目指して建設したDDPです。世界が注目している最もホット(Hot)なデザイン空間で開催される、最もホットなデザインフォーラムであるヘラルドデザインフォーラム2014が、世界が驚くデザインのセンセーションを湧き起こすことを期待しています。

    2か月前、アメリカのサンフランシスコを訪問し、スタンフォード大学にあるデザインスクールを視察する機会がありました。世界の優秀な人材が集まるデザインスクールで教えているのは、驚くべきことに「考えるプロセス」でした。人が中心となる、そして協業を基盤とした思考の一体が、まさにデザインだったのです。「人間愛」に焦点を当ててコンセンサスを形成し、その上創意性と革新を加えるという「デザインシンキング(Design Thinking)」こそ、様々な問題に対する解決方案を提示できるというデザインスクールの確信が、特に印象的でした。今私たちに最も必要なのも、このような統合的思考、「デザインシンキング」ではないかと思います。

    私たちはすでに産業や製品を越え、国家や都市の政策、さらに私たちの生活全般がデザインによって新しく変化する時代を生きています。クリティーバ市がデザインを通じて生態都市という新しい名前を得て、灰色の都市ミュンヘンがデザインを通じて緑色の都市に生まれ変わったように、21世紀の都市は今や新しいデザインを通じて新しい未来への突破口を開こうとしています。

    ソウル市も時代の課題と多くの懸案を解決し、我が社会の持続可能性を探すため、1千万人の市民とともに行う「協力と協力政治のデザイン市政」を展開しています。ソウル市が今回のヘラルドデザインフォーラムで論議される「デザインスペクトル、その無限な領域」を注目する理由が、まさにここにあります。

    デザインのビジョンを人と生活、そして都市へと拡張し、世界的デザイン碩学たちと未来のデザインをリードする人材たちがともに協力と革新を図る今回のヘラルドデザインフォーラムが、危機の今日をチャンスの明日に変え、我が社会に新しい道を提示する希望のフォーラムになりますよう、期待しております。ありがとうございました。

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