様々な未来体験と文化芸術が楽しめる「上岩洞(サンアムドン)DMC(デジタルメディアシティ)」を訪れた館内のほとんどの施設は無料で利用できるので、所持金が少ないカップルには気軽に満喫できるデートコースとして人気上昇中である。
1)「未来都市体験デート」は△DMC広報館をスタートして、最先端IT技術が試せる△デジタルパビリオンへ進むコースである。最近開設された広報館のトンネル、デジルーフ(Digi-Roof)には、天井に多面スクリーンが設置され、側面には様々なミラーが貼られているので、入場者が宇宙スペースにきているかのような錯覚を起こす場所である。入場者はスマートフォンにデジルーフ・アプリケーションをダウンロードすれば、デジルーフを背景にした写真も撮れる。広報館内の3D立体映像館では、3Dグラフィックと特殊カメラで撮影された様々な映像が鑑賞できる。
DMC広報館は月~土までの、午前10時~18時まで営業している。日・祝は休み。お問い合わせの方は02-309-7067まで。デジタルパビリオンは現在と未来の生活の中にIT技術を取り入れた展示館で、2階の探究館、3階の想像館ではヘルスケアシステム、ホームネットワークシステムなど、未来の家庭生活が体験できる場所となっている。デジタルパビリオンは毎週日とお正月・お盆連休は休館で、お問い合わせの方は2132-0500まで。
2)芸術文化好きには、韓国映画博物館からDMCのシンボル・オブジェまで、韓国映画の歴史と芸術作品が鑑賞できるコースがおすすめ。DMC文化コンテンツセンター1階にある「韓国映画博物館」では韓国映画の100年の歴史を振り返ると同時に、韓国を代表する映画も鑑賞できる。 編集した映画フィルムを映写機に入れてスクリーンに映すまでのプロセスや、傷んだ映画フィルムの復元過程、映画『密陽』の制作現場のジオラマ(Diorama·小さな空間に展示物とその背景を立体的に展示する方法)とドキュメンタリー映像などがみられる。
映画博物館の休館日は毎週月曜日とお正月・お盆休み。お問い合わせは3153-2001まで。毎月1回、楽しいテーマを決め、韓国映画史についての議論し合う場も設けられている。詳しくは韓国映像資料院(℡3153-2001)までお問い合わせを。日が暮れたら、国内初のインテリジェント・ストリート、DMS(デジタル・メディア・ストリート)へ行ってみよう。190の知能型街路灯であるIP-インテルライト (Intelight)が設置されており、街を歩く人々の動きに合わせ、明るさと色調が変わるうえ、音楽が聴けたり、インターネット(無線LAN)も楽しめる。九龍(クリョン)近隣公園にあるDMCのオブジェ、「ミレニアム・アイ」は、DMCを代表するシンボル・オブジェである。地球の反対側にあるウルグアイのモンテビデオの空がリアルタイムで見られるうえ、メッセージを転送するとオブジェの底にメッセージがそのまま映し出される。