4月21日(木)より、ソウル市内の15のエリアにて、一人暮らし世帯の深夜時間帯における通行の安全を守るためソウル市「安心マウル保安官」の活動がスタートする。
2021年において60日間のテスト事業を行っており、2022年より本格的に推進される本事業は、一人暮らし世帯の5大(安全・疾病・貧困・孤独・住居)不安を解消する試みのうち、安全分野における支援対策の中の一つである。
深夜に一人で帰宅する際には、漠然とした恐怖や不安を感じるものであるが、今年2022年からは市民のニーズがある場所に安心マウル保安官を配置し、退職した警察(8名)、軍幹部出身者(3名)、テコンドー・柔道等の有段者(13名)といった優秀な63名の保安官スタッフが、一人暮らし世帯の夜道における安全の体感度を高めることに取り組む。
ソウル市は、15の活動エリア選定にあたって、自治区の申請のみにより選定されていた従来の方法ではなく、安心マウル保安官によりもたらされる安全体感度の直接の対象者である一人暮らし世帯等、市民からも申請を併せて受け付ける方法を通じて選定している。
また、安心マウル保安官活動における専門性を高めるため、警備業専門業者を選定して巡察コースの選定、保安官の選抜・教育及び運営・管理等における全過程を効果的に運営できるよう取り計らった。
安心マウル保安官事業は、一人暮らし世帯をはじめとする市民の安全な夜道という生活上の安全を守るための事業であり、今後とも保安官事業を拡大運営して、一人での深夜の帰宅に不安を抱える一人暮らし世帯にとって、頼もしい安全の保護者となることを目指している。