新型コロナウイルス感染症のパンデミックと第4次産業革命が急速に進んでいるニューノーマル時代において、安全と革新をリードするグローバルリーダーシップの都市イメージを向上させるため、ソウル市は「グローバル安全都市ソウル」をテーマに制作したPR映像を2021年1月14日に公開する。
「ソウルの安全、科学から発見!人から発見!」というテーマで制作されたPR映像は、新型コロナウイルス感染症以後の時代であるポストコロナ時代に備え、人の代わりとなるロボットや人工知能(AI)とソウル市民が共にする都市安全のレジリエンスについて考えるきっかけを提供する。
ソウル市は、新型コロナウイルス感染症という災害発生前よりもさらに優れた都市のレジリエンスと安全な都市の造成のため、S-防疫の基本となった科学と市民の安全意識という差別化されたソウルの都市競争力を韓国・海外に広く伝えるべく、映像を制作した。
2020年11月に行った世論調査やイベントなどを通じて推薦され、科学分野1号のソウル市広報大使として委嘱された世界的なロボット工学者である米国UCLAのデニス・ホン(Dennis Hong)教授は、自身が作ったロボットのダーウィンOP(サッカーロボット)、バルー(風船で歩くロボット)、シルビア(6本の足を持つロボット)、自律走行配送ロボット、ロボットの手(電子義手)などと共に、パンデミック時代において安全分野の基本を担う警察官・消防士・防疫官の役割を果たし、PR映像で熱演した。S-防疫の中心にある科学とその実現の中心に市民がいるからこそ、ソウルの安全は今日も明日も守られるというメッセージを投げかけている。
PR映像は3分15秒、1分、30秒で構成されており、英語、中国語(簡体字/繁体字)、日本語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ベトナム語、アラビア語、ロシア語、ポルトガル語の10か国語で制作された。1月5日に公開されたティーザー映像をはじめ、2021年1月14日から本編がソウル市の様々なチャンネル、Facebook、YouTubeなどグローバルSNSチャンネルを通じて世界中に公開される。また、ソウルで開催される国際行事や海外の人事交流、ソウル市の海外マーケティング事業でソウル市を代表するPR映像として使われる。
制作に参加したデニス・ホン教授は、「自分が制作したロボットと一緒に、自分が生まれ育ったソウルを伝えることができて本当に嬉しく、幸せな時間だった」と述べ、「SNSを通じて積極的に宣伝したい」と意志を明らかにした。
また、「ソウルは、世界のどの国よりも優秀な新型コロナウイルス感染症の防疫政策と、生活防疫を徹底的に遵守しながら日常を守っている市民がともに作り出した安全な都市である」と述べ、「ソウルというポジティブなイメージを広く伝えるため、ソウル市の広報大使として最善を尽くしたいという約束と共に、ソウルが安全な国際都市として映し出されることを願う」という個人的な願いも伝えた。
PR映像を見る