ロシアのホッキョクグマ2頭がソウルにやってきます。
呉世勲市長は2月24日(木)、モスクワのソビャーニン・セルゲイ市長と会談し、世界的に絶滅の危機にあるホッキョクグマを2頭、寄贈してもらうことで合意しました。
現在、韓国の動物園でも5頭のホッキョクグマが飼育されていますが、5頭とも高齢で種の保存が難しくなっています。
ソウル市の関係者は、「これを機に、野生動物の近親交配防止と絶滅の危機にある動物の保護という目的で、両都市での動物交流をより拡大していきたい。地球温暖化によって絶滅の危機を迎えている象徴的な動物であるホッキョクグマがソウルにやってくるのは大きな意味を持つ」と述べました。
呉世勲ソウル市長は、「ソウル市とモスクワ市の姉妹都市としての絆が動物交流外交につながった」とし、「両都市の交通・環境などにおける実質的な協力はこれからも続くだろう」と述べました。