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ソウル市総合ニュース

  • ユネスコとソウル市が手を組んだ訳は?

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    ユネスコ・デザイン創造都市_ソウルのロゴ


    ソウル市とユネスコ韓国委員会がMOUを締結

        9月4日、ソウル市とユネスコ韓国委員会は「ユネスコ・デザイン創造都市ソウル」のロゴを公式発表し、相互協力を約束するMOUを締結しました。

        ソウル市とユネスコ韓国委員会は、まず都市発展における最も中核的要素が「文化的創造性」ということに意見を共にし、▲創造的な人材の育成▲市民参加による文化的な創造性の拡散▲デザイン創造産業の育成▲文化の多様性の増進▲共同協力事業などにおいて緊密に協力していくことを約束しました。

        これに先立ち、昨年11月、パリのユネスコ本部は、ソウルを「ユネスコ・デザイン創造都市」に指定するよう申請し、今年の7月20日、ユネスコはソウル市に「ユネスコ・デザイン創造都市」に選定されたことを公式に通知しました。

        創造都市は、2004年8月の発足以来、これまでに7分野(デザイン・文学・音楽・工芸・メディアアート・料理・映画)で25都市が選定されました。

        ソウルは、デザイン分野でブエノスアイレス、ベルリン、モントリオール、名古屋、神戸、深圳、上海に続く8番目の創造都市となりました。

    ソウルの都市ブランド価値、5年以内にベスト20に

        ソウル市がユネスコ・デザイン創造都市に指定されたことで、ソウル市は市の都市ブランド価値が5年以内に現在の33位から20位以内に上昇すると見込んでいます。また、経済的価値は、10年以内に6兆ウォン台から10兆ウォン台に増加し、今後5年間で2万5000人分の雇用が生み出されると分析しています。

        これは、海外の事例からもわかる通り、例えばドイツのベルリン(05年指定)は、ユネスコ・デザイン創造都市に指定されたことでクリエイティブ産業の売上高が3.5%、デザイン企業が7%増加し、カナダのモントリオール(06年指定)は毎年7億5000万ドルの生産効果を上げています。

        2008年に指定された中国深圳も創造都市に指定されてから著しい成長を見せています。深圳は最近、デザイン産業が急成長し、関連企業が6000社以上も増え、注目を集めています。また、これに伴って、10万人以上の雇用が生み出され、年間15億4000万ドルの生産効果を上げています。


    韓国内外のマーケティングで、ユネスコのロゴを使用

        また、ソウル市は、デザイン創造都市に指定されたことで、今後ユネスコの名称とロゴを永久に使用できることになりました。

        そこでソウル市は、各種公共施設や事業、韓国内外の広報物などにユネスコのロゴを広範囲に使用し、ソウルのブランド価値の創出にすべての力を集中させる方針です。
    特に、600年の伝統を持つソウルのデザイン資産にもユネスコのロゴを積極的に使用して観光客を誘致し、創造文化都市としてのイメージをアピールする計画です。