ヤンファ(楊花)大橋は、ソウル市マポ(麻浦)区ハプチョンドン(合井洞)とヨンドゥンポ(永登浦)区ヤンピョンドン(楊坪洞)をつなぐハンガン(漢江)に架けられた橋で、かつては「第2ハンガン(漢江)橋」と呼ばれていた。植民地支配からの解放後に韓国の技術者の手で建てられた初めてのハンガン(漢江)の橋である旧橋の上に2基の新橋が増設されたヤンファ(楊花)大橋は、ソウル市の交通の歴史と共に歩んできた特別な橋である。ヤンファ(楊花)大橋の中間部に位置するソニュド(仙遊島)は、ヤンファ(楊花)大橋の開通によって島になったため、ヤンファ(楊花)大橋とは切っても切り離せない存在で、これまで季節を問わず一年中、常にピクニックや散策の場所として愛され続けている。ヤンファ(楊花)大橋の上にあるカフェからはハンガン(漢江)公園の風景を楽しむことができ、橋の下におりて散策路を歩くと桜の花や、それぞれの柱に描かれた絵を眺めることができる。タンサン駅～ヤンファ(楊花)ハンガン(漢江)公園～ヤンファ(楊花)大橋～ソニュド(仙遊島)公園の順にルートを辿ってみると、ヤンファ(楊花)大橋がいかに自然にやさしく建造されているかうかがい知ることができる。 住所：ソウル市マポ(麻浦)区ハプチョンドン(合井洞) アクセス：地下鉄2・9号線タンサン駅