ホンジェドン(弘済洞)ケミマウル(蟻村)は、イヌァンサン(仁王山)の裾に位置する静かな壁画村である。
地下鉄3号線ホンジェ駅1番出口を出て、7番マウルバスに乗るとケミマウル(蟻村)に行くことができる。
ホンジェドン(弘済洞)ケミマウル(蟻村)は韓国戦争の直後に形成され、後から働き者の人たちが寄り集まって暮らす村を意味する「ケミマウル(蟻村)」という名前になった。
2010年に文化特区として指定されたことにより、たくさんのアーティストが訪れ、壁画を描いたり各種装飾をほどこした。
文化特区として指定された当初は「ソウルのフォトスポット」や「ソウルのデートコース」として旅行者に愛され、2013年に公開された映画『7番房の奇跡』の撮影が行われたことが知られ、さらに人気を集めることになった。
ケミマウル(蟻村)の小路あちこちから見える家々や垣根、壁画からは長い年月が感じられる。
多くの人々に子供時代へのなつかしさを呼び起こすホンジェドン(弘済洞)ケミマウル(蟻村)の何気ない風景を、写真で眺めてみよう。