オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は、4月20日(水)、ソウル市庁にある執務室にて、ペルーの首都リマの市長であるホルヘ・ムニョス・ウェルズ(Jorge Muñoz Wells)市長と、ダウル・マトゥーテ・メヒア駐韓ペルー大使と会談し、ソウル市-リマ市間のスマートシティ分野及び交流協力の強化について話し合った。
ムニョス・ウェルズ市長は、ソウル市がスマートシティ技術をどのように実装しているか確認することができたと語り、ソウル市のスマートシティ政策及び運営ノウハウをリマ市にも積極的に導入したいと希望した。
オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は、ソウル市がリマ市とスマートシティ業務協約を締結して以来これまでに推進してきた事業の現在状況について共有し、ソウル市がリマ市をスマートシティにするための事業財源発掘等、多角的な努力を尽くしていることに触れた。
オ・セフン(呉世勲)ソウル市長はリマ市が直面している都市問題を解決するため、さまざまな分野で協力できることを望んでいると語り、「特にリマ市は、交通の混雑の改善に向けて地下鉄の路線を拡大予定とうかがっているが、ソウル交通公社を通じてソウル市の地下鉄運営知識及び技術の伝授など協力事業を進めることができれば幸いです」と述べた。
リマ市のムニョス・ウェルズ市長は、ソウル市への訪問をきっかけとして、今後リマ市がスマートシティへと発展できる未来像についての希望を語り、両都市がスマートシティ分野だけでなく様々な分野で協力を強化することを期待していると語った。
一方、ソウル市は海外からのニーズが高い交通・スマートシティなどソウルの優れた政策について、開発協力事業(ODA)財源等を活用して海外の都市と共有している。これまでに海外38か国65都市・機関を対象に、98件8,119億ウォン規模の事業を通じて、ソウルの優れた政策を海外に共有・普及させている。
添付 写真資料
左側 – ペルーの首都リマ市のホルヘ・ムニョス市長
左側 – ペルーの首都リマ市のホルヘ・ムニョス市長