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[2014] 市長挨拶

  • ベルリンからソウルまで 二輪で走る統一

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    ワンコリア・ユーラシア自転車平和大長征ソウル入城式

    日付 2014年11月16日 | 場所 国会議事堂の中央芝生

    「韓半島の統一と平和」、「新しいユーラシア時代の幕開け」を目指し、力強くペダルをこいでこられましたワンコリア・ユーラシア自転車平和大長征の皆様、そしてパジュ(坡州)イムジンガク(臨津閣)からご同行された一万人もの市民の皆様、お会いできて嬉しいです。ソウル市長パク・ウォンスンと申します。

    特に8人の「ワンコリア・ユーラシア自転車平和大長征」の皆様とは、8月ベルリン・ブランデンブルク門広場で行われた出廷式以来の再開となり、本当に嬉しく思います。10ヵ国、1万5,000kmを経由する約100日間の長い道のりを、一人もあきらめることなく、また負傷者もなく、無事に完走されましたことに大変感激しております。皆様を心から歓迎し、お祝い申し上げます。

    今回の大長征は、単純に完走したことを意味するものではありません。それはまさに、今回の大長征を通じて、我々が「韓半島の統一と平和」はもちろん、統一の時代がもたらす「新しいユーラシア時代」をともに夢見て、その可能性を感じたからです。ソウル-プサン(釜山)往復距離の18倍に相当する1万5,000km、ペダルを一つ一つこぎながら、この長く険しい道を完走した遠征団の心と心が、流した汗が、韓半島の統一の歴史に大きな足跡を残すであろうと信じております。

    平和と統一への道もこのように長く険しいものであるとは思いますが、ベルリンの壁が一夜にして崩壊したわけではないように、我々がともに願い、地道に準備していけば、70年間の分断の痛みも過去のものになる日が到来すると思います。また、今は遠い国のように感じられるヨーロッパが鉄道と道路でつながり、アジアとヨーロッパ間の経済と貿易、文化と芸術が花咲く新しいシルクロード時代も現実のものになると思います。

    ソウル市も努力を惜しまない所存でございます。南北関係の進展のために、必ず必要な民間と地方政府との実質的かつ具体的な交流と協力を、積極的に推進・協力してまいります。今回の「ワンコリア・ユーラシア自転車平和大長征」のような民間による活動が、またソウルが推進しようとしている「京平サッカー」や「ソウル市立交響楽団の協演」など、都市同士の文化交流への協力がより様々な民間領域と自治体へ拡大し、そのような努力が韓半島の平和につながることを期待しております。

    「統一の火種」を再び燃え上がらせたワンコリア・ユーラシア自転車平和大長征」に感謝申し上げるとともに、今回のワンコリア・ユーラシア自転車平和大長征のために惜しまぬご支援をくださいました関係者の皆様に、御礼申し上げます。ありがとうございました。

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