ソウル市ヨンサン(龍山)区ヘバンチョン(解放村)五叉路に位置する路地型の市場で、1969年に開設された。精肉店、総菜屋、服のお直し店など約40点の小規模店舗が集まっており、テーブル1つだけの食堂やルーフトップを開放しているカフェ、工房、パブ、芸能人が経営する書店など個性的なお店が増えたことで若者たちの訪れも増えている。ヘバンチョン(解放村)シンフン(新興)市場は、1970~80年代にニット産業の活性化により隆盛を極めた。その後は地域産業の衰退と施設の老朽化により命脈をやっと保てるという状態であったが、ソウル市のシンフン(新興)市場環境改善事業により、文化・芸術と暮らしが共存する「ヘバン(解放)アートマーケット」として2018年12月に新しい姿を披露する予定だ。