12月21日(火)から、ピーナッツの形をした大型エコ電気バスに乗って南山(ナムサン)に登ることができるようになります。
ソウル市は大気質の改善と温室効果ガスの削減に向けて1年6カ月間、最先端大型エコ電気バスの研究・技術開発を行い、11~12月に道路運行試験を終え、正式路線での運行を本格的に始めることを明らかにしました。
南山を走ることになる大型エコ電気バスは、全体の長さが11.05mで、最高時速100kmで走ることができます。また、1回の充電で最長距離83kmを運行することができ、急速充電を利用すると30分以内にフル充電できます。
バスの車体は曲線を取り入れたピーナッツのような形になっており、南山タワーと景観を象徴するデザインにしました。
現在、南山を循環するバスとしては、計14台の市内バスが3つの路線(路線番号02番、03番、05番)で運行されています。
南山循環バス(北部運輸)は朝7時から夜11時30分まで3つの路線(路線番号02番、03番、05番)で運行されており、主な停留場は南山ソウルタワー、崇義(スンウィ)女子大、大韓(テハン)劇場、国立劇場、梨泰院(イテウォン)、消防派出所、東大入口(トンデイプグ)駅、奨忠(チャンチュン)駅、薬水洞(ヤクスドン)、南山北側循環路入口などです。
ソウル市は、このうちまず02番バス3台、03番バス1台、05番バス1台を大型エコ電気バスに切り替え、計5台のエコ電気バスを運行し、今後次第に計14台まで拡大していく計画です。
ソウル市は、南山電気バスが南山を訪れた国内外の観光客にとって新たなる観光コースとなり、南山の名物として注目を集めるものと期待しています。