ソウル文化財団は、(株)ハンソン自動車とともに市民5,000名が完成したパブリックアートプロジェクト「ソウォンバンディ」を、2019年11月21日(木)から2019年12月26日(木)までトクスグン(徳寿宮)石垣道~ソウル市立美術館の500メートル区間で披露する。
「ソウォンバンディ」は、「願い(ソウォン)を祈るホタル(バンディ)の光」という意味を持つ小型ランプだ。太陽電池のついたLED電球を設置して、昼には光を保存して自動的に充電し、日が暮れると自然に発光する環境にやさしい作品といえる。
市民が直接小型ランプを製作した後に寄付をすると、製品1個につき1万ウォンの企業後援金がハンソン自動車によって積み立てられる。こうして集まった後援金は、今後障害者もともに公演を観覧できるバリアフリー(Barrier-free)公演施設に使われる予定だ。
ソウル文化財団の代表取締役は、「今まで集められた企業の後援金はハードウェアの造成に集中していたが、今回のプロジェクトはより多くの市民が文化を享受できる環境を造成するものである」と述べ、また「これからは障害者と非障害者がともに文化を楽しめる「バリアフリー事業」への還元に集中する」と発表した。
「ソウォンバンディ」プロジェクトの開幕式は21日(木)午後6時にソウル市立美術館の前庭で行われる。より詳しい内容は「アートソウル! 寄付トゥギャザー」ホームページ(
http://givetogether.sfac.or.kr)で確認できる。(お問い合わせ 02-3290-7057)