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  • パク市長「ソウル駅高架、ハイライン・パークを凌駕する緑地公園に」

  • ソウル市総合ニュース SMG 5,316

    米国を訪問中のパク・ウォンスン(朴元淳)市長は9月23日、ニューヨークのハイライン・パーク(Higline Park)を視察した後の記者懇談会で、ソウル駅高架を「人間」中心のグリーン市民歩行空間として再生させる構想を明らかにしました。これは、民選6期の都市再生 事業の柱の一つでもあります。

    ハイライン・パークは地上9メートルの高さに建設された全長2.5キロの公園で、17メートルの高さに位置するソウル駅高架(幅10.3m、総延長938m)に似た条件の下でグリーン空間に様変わりさせた成功事例です。

    ハイラインパーク
    廃線鉄道が市民のための公園に様変わり。地元住民が主導した都市再生プロジェクトで、2009年の1区間完成以来ニューヨークのランドマークに定着

    ハイラインパークは、米国史上初めて鉄道駅舎と生態環境を改造して公園化しました。住民主導の都市再生プロジェクトで、2009年の1区間(ガンズヴォート街~20番街)完成以来ニューヨークのランドマークに定着しました。2011年に20番街~30番街の第2区間が完成し、今年34番街までの最終区間の工事が完成する予定です。

    パク市長は、「ソウル駅高架は、都市のインフラ以上の歴史的価値と意味を持つ産業化時代のレガシーで、撤去するよりも原型を保存し、安全、便宜、景観に考慮した人間中心の空間として市民にお返しすることにした。廃線鉄道を活気に満ちた都市のランドマークに様変わりさせたニューヨークのハイライン・パークを凌駕する線型の緑地公園に再生させたい」と話しました。

    また、パク市長は、「ソウル駅高架の再生を通じ、文化遺産と文化施設が融合し、観光名所化されれば、低迷するナムデムン(南大門)市場をはじめ地域経済も活性化するのでは」と話しました。した。

    ソウル駅高架は、1970年の竣工から44年が経過して老朽化し、当初は今年末に撤去される予定でしたが、歴史的価値と可能性を生かそうと再生することに決まりました。ソウル市に人口が集中していた1970年に完成した高架は、当時は鉄道として途絶えた交通の流れをつなぎ、ソウル都心の発展の一軸を担う近代化の象徴的空間であると同時に、当時上京した人々がソウル駅広場で一番先に目にする構造物でした。当時、歴史的事件が起こるたびに市民性が表出された民主化の象徴だったソウル駅広場につながるという空間的特性を持っています。した。

    高架は、4階の高さからソウル都心が一望でき、電車(KTX)に乗って全国から多くの人が集まってくる場所で、近隣にソウル城郭やスンネムン(崇礼門)、ハニャン(漢陽)都城、ナムサン(南山)公園、ナムデムン(南大門)市場、(旧)ソウル駅といった歴史文化遺産があり、歩いて楽しむ都心の憩いの空間として、また代表的な観光名所として発展させるというのがソウル市の構想です。

    ♣ 民選6期の60の政策公約:温かい開発!温かい街
    → ソウル市の新しいランドマーク!ソウル駅高架「ハイライン・パーク」を建設

    ハイライン・パークの全景

    ソウル駅高架の鳥瞰図