パク・ウォンスン(朴元淳)市長は10月23日、市長執務室でインドネシア・パンドン市のモハマド・リドワン・カミル(Mochamad Ridwan Kamil)市長と面会し、都市計画、電子政府、都市交通の分野で積み重ねてきたソウル市の優れた政策のノウハウをパンドン市に伝授するための交流・協力について協議しました。
両都市は、2014年4月にソウル市と世界銀行が共同開催した「メトロラボ・ソウル」への出席のためにソウル市を訪れたカミル市長がソウル市政のベンチマーキングを希望したことを機に、相互訪問や政策交流などを通じて関係を深めてきました。
パンドン市は、スラム改善や先端産業地区の開発、統合管制室の構築など、同市の重点事業にソウル型モデルの適用を希望しており、両都市は12月にパンドン市で政策交流ワークショップを開く予定です。
今回の面会は、パンドン市が「パンドン・テクノポリス」の開発に向けてソウル市のサンアム(上岩)DMCとマゴク(馬谷)地区建設のノウハウをベンチマーキングしたいとソウル市に要請し、これを受けたソウル市がパンドン市長を招待することで実現しました。
パンドン市長市長団はパク市長との面会に先立ち、マポ(麻浦)資源回収施設とサンアム(上岩)洞DMCを視察し、ソウル市の先行事例に関するブリーフィングを聴くなど、ソウル市のノウハウと経験を肌で体感しました。
パンドン市はインドネシア第3の都市で、ソウル市と同様にシティネット(CITYNET)、世界銀行メトロラボ、WeGO(電子政府)の加盟都市です。