6月26日~7月4日、パク・ウォンスン(朴元淳)市長は、就任して初めてのユーラシア歴訪に発つ。7泊9日にわたり、ロシアの3つの都市(▲モスクワ、▲ウリヤノフスク、▲サンクトペテルブルク)とウズベキスタンのタシュケントを訪問する日程だ。パク市長は今回のユーラシア歴訪を通して、ソウルの都市外交の外縁をさらに一段拡張させることはもちろん、優れた政策の共有など実用的な都市外交を行い、韓露及び韓ウズベキスタン間の戦略的パートナーシップ発展に貢献する。
まず、第一訪問都市であるロシア・モスクワで、世界的なシンクタンクであるロシア国際問題研究所(RIAC、Russian International Affairs Council)の招待により、「北東アジア平和経済時代を開く韓露関係」というテーマの基調演説を行う。また、セルゲイ・ソビャーニン(Sobyanin Sergey)モスクワ市長と会談し、26年間にわたる姉妹都市として両都市の協力関係を気候変動への対応、歩行にやさしい都市、電子政府などの新しい都市アジェンダへとより一歩拡大させる内容の協定書を締結する。
ウリヤノフスクでは、約110都市350人余りが参加する中で開かれる「世界都市電子政府協議体(WeGO)」第4次総会(6月27日~6月30日)に議長都市として6月28日から6月29日まで出席して会議を主宰し、次期議長都市、次期総会開催都市の選定など8つの主なアジェンダの審議・議決を主導する。
最後は、ウズベキスタンの首都タシュケントを訪問する。タシュケントは、2006年友好都市から2010年に姉妹都市へと関係が昇格した都市で、ソウル市長としては初の訪問となる。
パク・ウォンスン(朴元淳)市長は、「政府の外交多角化傾向に合わせて、ソウル市は世界都市が共通して直面している問題をともに解決していく実用的な都市外交を繰り広げ、戦略的なパートナーシップの発展、北東アジアの平和と繁栄に貢献していくつもりだ」と述べた。