パク・ウォンスン市長が全世界‟共有都市”の発展に主導的な役割を果たしてきた功労を認められ、スウェーデンの「ヨーテボリ持続可能発展賞」の2016年の受賞者に選ばれた。「ヨーテボリ持続可能発展賞」は、持続可能な未来のために革新した貢献をしたり、優れた成果を上げた個人や組織に与えられる賞である。韓国人としては初の受賞であり、アジアでは二番目の受賞だ。
歴代の主要受賞者としては、アル・ゴア元米副大統領やコフィー・アナン前国連事務総長などがいるが、アジアでは日本のトヨタ研究チームなどがある。
審査委員団は公式書簡を通じて「パク市長がこれまでまともに活用されていなかった市の資源を効果的に活用して規制を改革するなど、資源と情報の共有の機会を創出したこと、共有と関連した企業と関連プロジェクトを支援して共有文化を拡散させることに努力したことなどを高く評価する」と話した。
パク市長は2016年11月にスウェーデンのイエテボリ市で開かれる授賞式に参加し、共有都市と関連したソウル市の政策と努力や今後の計画などを発表してグローバルリーダーとしての地位を高める計画である。一方、ソウル市は資源共有を通じて駐車場不足や環境汚染のような様々な都市問題を解決する‟共有経済”を2012年から先制的に公共政策に取り入れ、短い期間に様々な成果を見せて世界的な注目を受けている。
パク・ウォンスン市長は「1990年代末、資源リサイクルを目的とする‟美しい店(アルンダウンカゲ)”を通じて市民参加の基盤の共有関連社会運動に挑戦したことがあり、市長就任後には‟共有都市”を宣布して共有経済で都市問題を解決しようと実践してきた。」といい、「今回の賞は、ソウル市とソウル市民に与えられる一つの象徴として、今後の成長は持続可能なみんなのための成長となるべきだ」と受賞の感想を明らかにした。