欧州3都市(パリ、ウィーン、ロンドン)を訪問中のパク・ウォンスン(朴元淳)市長は、2017年4月2日(日)、最後の訪問都市ロンドンでの最初の日程として、国防部の横にある、テムズ川沿いの公園内に位置する韓国戦争参戦記念碑を訪れて献花・黙祷し、退役軍人の崇高な犠牲を称えた。
ロンドンの韓国戦争参戦記念碑は、2014年12月に建立された。韓・英間の緊密な友好関係の表象であり、5万6千人のイギリス退役軍人の犠牲と献身を、未来の世代が忘れないようにするための徴表に当たる。
参戦記念碑は、高さ5.8メートルの尖塔前に高さ3.1メートルのイギリス軍像が立っている形をしている。尖塔の東面には韓国の地形、西面には韓半島の地形と韓国の国旗、北面には国連旗と記念文句が刻まれている。
イギリスは16ヶ国の参戦国のうち、米国に続いて2番目に大きい派兵国で、陸・海・空軍と海兵を合わせ合計56,700人が参戦した。イギリス軍は国連軍の一員として参戦、ナクトンガン(洛東江)防衛線戦闘、チョンジュ(定州)・パクチョン(博川)戦闘、シンドゥンリ 戦闘、イムジンガン(臨津江)及びカピョン(加平)戦闘、フック高地戦闘などに参加した
パク・ウォンスン市長は献花後、「韓国戦争当時、イギリス軍から参戦した軍人の皆様の犠牲に今一度深い感謝の意を伝え、再び戦争の悲劇が起こることのないよう平和と調和の社会を作るために努力していかなければならない」と述べた。