ワイキキビーチで知られるハワイ・ホノルル市。そこを訪れる計画のあるソウル市民の皆様は身分証明書をお忘れなく。ホノルル市の主な文化・観光施設で利用料の割引が受けられます。
パク・ウォンスン(朴元淳)市長は6月19日、ソウル市を訪問中のホノルル市のカーク・コールドウェル(Kirk Caldwell)市長と面会、文化観光分野における両都市間の交流協力のあり方について協議し、これに関する了解覚書(MOU)を締結しました。
今後、ソウル市民とホノルル市民は、相手都市で文化・観光施設を利用する際に料金の割引を受けられます。具体的な内容は後日行われる実務協議を通じて確定する予定です。
ソウル市は、北海道との協約締結後、東京、ジャカルタ、デリー、台北の4都市と文化観光施設割引事業を推進するとともに、多くのソウル市民が訪れる北京やマニラといった都市を中心に同事業をさらに拡大していく計画です。
ソウル市とホノルル市は、1973年に姉妹都市提携を締結しましたが、現職のホノルル市長が姉妹都市交流協力のためにソウル市を公式訪問するのは初めてです。
パク市長は、「ソウル市とホノルル市は長きにわたって姉妹都市関係を維持してきた。今回の協約を通じ、両都市の市民が相手都市の文化・観光施設を利用する場合に割引を受けられる実質的交流を推進することになった。今後も多くの都市とこうした協約を締結し、ソウル市民が世界各国で文化芸術を享受できる機会を多くしていきたい」と述べています。