ハニャン(漢陽)都城とは、かつてのソウル、朝鮮時代の首都ハニャン(漢陽)の都心を取り囲んでいた城郭だけでなく、城郭で囲まれている首都の都市空間全体を含めて呼ぶものである。現在もハニャン(漢陽)都城はソウル市内の高層ビルと調和をなしながら、ソウルを象徴する存在となっている。ハニャン(漢陽)都城道は、プガクサン(北岳山)、ナクサン(駱山)、ナムサン(南山)、イヌァンサン(仁王山)の4つのコースに分かれている。4コースにあたるイヌァンサン(仁王山)区間は、スンニェムン(崇礼門)からスタートしてソイムン(昭義門)跡とトニムン(敦義門)跡を通り、イヌァンサン(仁王山)338mを過ぎてチャンイムン(彰義門)に至るまでの区間である。この区間は城郭の破損が最もひどいコースなので、チョンドン(貞洞)の方に迂回して進む必要がある。
○ コースについて
– 地域:ソウル特別市チョンノ(鍾路)区、チュン(中)区
– 経路:スンニェムン(崇礼門) – トニムン(敦義門) – チョンノ(鍾路)文化体育センター – チャンイムン(彰義門)
– 距離:5.3㎞
– 所要時間:3時間
– 難易度:高い
– お問い合わせ:チョンノ(鍾路)区庁 82-2-2148-1863
◆毎週月曜日はイヌァンサン(仁王山)立入禁止
○ 交通アクセス
– 行く道:ソウル駅(1・4号線) 4番出口、シチョン駅(1・2号線) 8番出口
– 帰る道:地下鉄 キョンボックン駅(3号線) 3番出口 / バス 7212・1020・7022番に乗車し、チャハムンコゲ前にて下車
○ ホームページ : http://seoulcitywall.seoul.go.kr
(ガイドブックのダウンロードはこちら : https://goo.gl/LuDdsL)