2017年2月11日、ナムサン・ハノクマウルで「月光ブルノリ、小正月祭り」イベントが開催される。昼間には五穀ご飯を先着順で無料配布し、17時からは公演が行われる。その後、タルジプ焼き(積み重ねた藁や薪を燃やすイベント)で今年の願い事を祈る。
昔から、小正月になると村の住民が集まってチブルノリをした。村の田畑に火をつけて病虫害を防ぎ、一年の豊作を祈うためだ。ナムサン・ハノクマウルの「タルジプ焼き」では、2016年の冬至と2017年のソルラル(旧正月)イベントで、市民が願い事を書いた短冊を集め、一緒に燃やす。一年の厄を追い払い、健康と幸せを願う気持ちをこめて企画されたイベントだ。
五穀ご飯は、小正月によく食べられる代表的な食べ物。米、粟、キビ、小豆、大豆など5つの穀物で作られ、一年間五穀農業がうまく行くようにと願う心を込めた。小正月に行われる風俗は、すべて新年に不浄を予防し、隣近所の人々とともに健康と豊かさを願う心が込められている。
❍ 期間:2017年2月11日、15:00~19:00
❍ 場所:ナムサン・ハノクマウル
❍ 主なプログラム
▸ 公演イベント:風物公演、民謡公演など
▸ 体験イベント:願い事短冊書き、民俗遊びなど
❍ 入場料:無料、体験費は有料のものと無料のものあり
❍ お問い合わせ:ナムサン・ハノクマウルホームページ hanokmaeul.or.kr 02)2261-0500
夕方に行われるタルジプ焼きの様子 | ハノクマウル(韓屋村)の庭で行われる風物遊び |
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市民に無料で配られる五穀ご飯 | 願い事を短冊に書く市民 |