人工知能ロボットを活用した脱出ゲームや自律走行デリバリーロボットなどを直接体験してみながら、メタバースやロボティクスなどの未来技術を理解することができる1,137㎡規模の教育空間が、マゴク(麻谷)地区にてオープンする。
ソウル市は、第4次産業革命技術の体験・教育空間である「ソウル市第4次産業革命体験センター(ソウルフューチャーラボ、カンソ(江西)区マゴクドン(麻谷洞)767-2、地下1階)」を、3月7日(火)に開館した。ソウル市が直接に設置・運営する初の第4次産業革命体験センターである。
第4次産業革命体験センターのメインターゲットとなる利用対象者は、小学校高学年だ。革新技術を楽しみながら理解して学べるよう、すべての空間が体験型プログラムで構成されている。家族ぐるみで訪れて体験できるよう、週末(土日)にもプログラムが実施される。
運営方式は、革新技術に対する一方的な講義型の説明ではなく、仮想現実(VR)を利用した未来職業体験、ロボットコーディング・スポーツ、屋内ドローン飛行、自律走行デリバリーロボット、人工知能基盤の脱出ゲームなど、さまざまな革新技術を体験を通して容易に理解し、楽しく学ぶことができるようになっている。
体験センターは、フューチャー教育館、ニューテック体験1館・2館の全3つの空間で構成されている。利用申込みは、ソウル市公共予約システム(
https://yeyak.seoul.go.kr/)から予約することができる。
2022年10月からテスト運営が実施されており、2023年は体験センターが本格的に運営される最初の年となるだけに、ソウル市はプログラムのモニタリングと参加者からの意見聴取を実施して、運営プログラムを補強していく計画だ。