韓国ドラマ『アイリス』が日本で放映されたことで、リバービュー8番街、月の光虹噴水、仙遊島(ソンユド)公園など、ドラマの中に登場した「漢江(ハンガン)」のロケ地に対する関心が高まっています。
ドラマの放映が始まってから、「漢江は本当にソウルを流れているんですか」、「リバービュー8番街では何ができますか」などの質問が殺到し、漢江に関心を持つ日本人の観光客が増え、今年4月には、汝矣島(ヨイド)・盤浦(バンポ)漢江公園をはじめとするソウル市内の主なロケ地を見てまわる「アイリス・ロケ地ツアー」も登場しました。3泊4日の日程で行われる「アイリス・ロケ地ツアー」は、ドラマの感動を思い起こし、主人公が立っていた場所に自分も立てるいい機会です。
「アイリス・ロケ地ツアー」は全部で12のコースで構成されていて、その中に漢江は、広津橋(クァンジンギョ)のリバービュー8番街、盤浦(バンポ)月の光虹噴水、汝矣島(ヨイド)漢江公園水色広場、仙遊島公園の4ヶ所が含まれています。
広津橋「リバービュー8番街」は、チョルヨン(キム・スンウ)が核テロを阻むために核の位置を確認しようと韓国国家情報院の要員との激闘の末に逮捕される場面で登場し、ドラマの最後の部分に出てくる「盤浦月の光虹噴水」は、すべての戦闘が終わった後、スンヒ(キム・テヒ)とヒョンジュン(イ・ビョンホン)がお互いの心を癒し合う場面で登場します。
「仙遊島公園」は、ヒョンジュン(イ・ビョンホン)とソンファ(キム・ソヨン)が謎の男(キム・ガプス)と公衆電話で話を交わす場面としてよく知られています。
日本からの観光客は、特に、ガラス張りの床の下を流れる漢江を眺めることのできる「リバービュー8番街」や華やかな照明とともに水柱を吹き上げる「月の光虹噴水」などを一番記憶に残る場所としてあげています。
ソウル市の関係者は、「ドラマ『アイリス』が日本で放映されたことで、漢江をはじめとするソウルの主なスポットに関する問い合わせが増えている。『アイリス』は日本で中盤までしか放送されておらず、まだ訪問客は多くないが、放送が終了する8月末から9月頃には、日本から多くの観光客がソウルを訪れるものと期待している」と述べました。