トンミョ(東廟)フリーマーケットは、ソウルのトンミョアプ駅の周辺に約600店ほどの露店が集まってできた市場で、長い歴史を持つ。
朝鮮時代に形成されたと言われるこの市場は、1980年代より現在のような「骨董品市場」としての様相を帯びるようになった。
骨董品の多い場所として有名で、テレビ番組などにショッピング観光の名所として頻繁に紹介されるようになったことから、最近では韓国人だけでなく外国人の訪問客も多い。
絵日記帳、古いテレビ、靴、財布、時計やダイヤル電話など、懐かしさを感じられる品々を見ることができる。
それだけでなく古書から映画ポスターまで、さまざまな珍しい品々を実際に目にすることができる。
単に見物するだけでなく、宝探しを楽しむこともできる。なぜなら、ここで取引される品物は大半が1,000ウォンと非常に安価に販売されているためだ。
トンミョ(東廟)フリーマーケットにて最も人気のある品物は、中古衣類である。
衣類の価格はほとんどが1,000ウォンだが、毛皮や革製品などは1万ウォン台である。
このように、「トンミョ(東廟)フリーマーケット」には長い歴史があるだけに、さまざまな中古品を手ごろな価格で手に入れることができる。
「トンミョ(東廟)フリーマーケット」の素朴な風景を、写真で見てみよう。
住所: ソウル市チョンノ(鍾路)区スンインドン(崇仁洞)102-8