チョンワデ(青瓦台)と若手アーティストのコラボレーション展示「早く来い、春」がチョンワデ(青瓦台)のサランチェで開催されます。テープアート、グラフィティ、メディアアート、植物細密画、ペンドローイング、韓国画まで多彩な分野で個性あふれる作品世界を披露してきたアーティストたち(個人5人、1チーム)の絵46点、壁画2点、メディアアート1点が展示される今回の展示「早く来い、春」では、韓半島の平和がもたらした変化を若い感性で描いた作品に触れることができます。
テープアートのアーティストは、粘着テープを用いて韓国・北朝鮮・アメリカの首脳やBTS(防弾少年団)など、韓半島に影響を与え世界を驚かせた人物を描きました。グラフィティアートのアーティストの作品も目を惹きます。横6m、縦5.4mのグラフィティ作品「アンニョン」と、さまざまな文化や民族の少女たちを描いた絵を披露しました。「アンニョン」は相手を歓迎する挨拶であると同時に、韓半島の平和と安寧(韓国語で「アンニョン」と読む)を祈願するという2重の意味が込められたタイトルです。
ペットを主人公に彩色画作業を行ってきた韓国画の画家は「伴侶:対になる同志」をテーマに南北出身のファーストペットが登場する民画ポップアートを公開する予定です。
植物を絵として記録する実物細密画家は「韓半島の植物図鑑」をテーマに世界中で韓国・北朝鮮、韓半島でのみ自生する在来植物、気候変動により韓半島では絶滅の危機に置かれた針葉樹を彩色画とペン画で展示します。
1月末までに開催される展示期間中には、アーティストが参加するイベントも開催されます。12月29日(土)にはライブテーピングを展示場で実際に観覧することができます。