イヌァンサン(仁王山)の裾にある道を上ると、チョンノ(鍾路)区初の韓屋図書館である「チョンウン(清雲)文学図書館」が現れる。
チョンノ(鍾路)では、イヌァンサン(仁王山)の自然環境との調和を図るため図書館建物を韓屋として建て、韓屋の屋根にも手製の瓦を使うことで伝統の美を演出した。
1階には一般の図書館同様、大人・子供用図書資料室が、2階には韓屋閲覧室と作業室が位置している。
1階の資料室で図書を借り、2階の韓屋閲覧室で読書を楽しむことができる。
チョンウン(清雲)文学図書館の周辺の風景もまた美しい。
図書館の周辺には長さ3kmに及ぶテーマ道である真景山水画コースがあるが、この道を行くと、ユン・ドンジュ(尹東柱)文学館、詩人の丘、キョムジェ(謙斎)チョンソン(鄭敾)の家跡などを通じて、ユン・ドンジュ(尹東柱)とキョムジェ(謙斎)チョンソン(鄭敾)の足どりを追うことができる。
このような周辺環境のおかげで、読書だけでなくイヌァンサン(仁王山)の裾をゆったりと見巡りながら心から安らげる休息の時を過ごすこともできるのが魅力である。
広い書棚と美しい自然が入り乱れるチョンウン(清雲)文学図書館の素敵な写真を見てみよう。
住所:ソウル市チョンノ(鍾路)区チャハムンロ36ギル40