チャンシン(昌信)・スンインドン(崇仁洞)は、ソウル市第1号の都市再生事業地域に指定された場所だ。ここは1970年代から縫製産業で有名だったが、その前には採石場があった場所でもある。チャンシンドン(昌信洞)採石場で採石した花崗岩で旧ソウル駅、旧ソウル市庁などソウルの近代を代表する建築物が建てられた。そして植民地支配からの解放後、採石場の使用が中断され、1960年代から閉鎖された採石場に一人、二人と定着して現在のような村となった。トルサンマウル(石山の村)の路地を通って上っていくと到着するチャンシン(昌信)・スンイン(崇仁)採石場展望台の3階屋上では、花崗岩を採石していた採石場の絶壁がそのまま残っているチャンシンドン(昌信洞)が一望できる。2階はガラス張りで設計され、季節を問わず快適な雰囲気で採石場の風景を観賞できる。展望カフェも一緒に運営する予定であり、ゆったりとソウルの景色を楽しむことができる。 [チャンシン(昌信)・スンイン(崇仁)採石場展望台] 住所：チョンノ(鐘路)区ナッサン5ギル51 営業時間：火～金曜日、13:00-18:00 (試験運営)