ソウルの過去と現在が共存することで有名なチョンノ(鍾路)には、韓屋や工芸博物館、ソウル美術館など、韓国の美に触れられる名所が多くあります。
ここ最近は、チョンミョ(宗廟)の西側にあるソスンラギル(西巡邏道)が人気を集めています。
朝鮮時代には、王宮で王様が南に向かって座っていることを基準として、その左側にはチョンミョ(宗廟)を、右側にはサジクダン(社稷壇)を設置しました。チョンミョ(宗廟)を見回っていた「スンラグン(巡邏軍)」たちが滞在する「スンラチョン(巡邏庁)」の西にある道であることから、「ソスンラギル(西巡邏道)」と名付けられました。
道の入口付近は、古びた旧都心の路地のように見えますが、さらに足を運ぶと新しい風景が広がります。
塀の上に伸びている木々を始め、特色あるカフェやレストラン、工房が織りなす風景に、目を奪われてしまいます。
周りの建物は、チョンミョ(宗廟)の塀の高さに合わせるために2階までの高さ制限があり、
塀と調和をなしています。
ソスンラギル(西巡邏道)は、まだあまり知られていない場所なので、ソウルの他の名所に比べると静かな方です。
平和な雰囲気が漂うソスンラギル(西巡邏道)を、写真でご堪能ください。
住所:ソウル市チョンノ(鍾路)区ソスンラギル