ソウル市のMICE関連企業の競争力を高めるとともに各企業の安定した経営環境を造成しようと、MICE分野の総合的なコンサルティングを提供する「ソウルMICE産業総合支援センター」をソウル市とソウル観光財団が共同で設立、広域自治体では初めてオープンする。
3年連続して世界トップ3の国際会議開催都市に選ばれ、世界MICE市場で頭角を現し始めているソウル市は、MICE分野でも世界トップクラスへ成長しようと努力している。
同市はそのような目標を達成するため、まず企業環境を造成しようと「ソウルMICE産業総合支援センター」を設立、全体の85%を占める中小規模のMICE企業(売上高10億ウォン未満)を対象に法律・会計税務・人事・労務など経営全般に関する問題点について専門的なコンサルティングを行う予定だ。
センターでは、受付から相談終了までの全システムをワン・ストップで行う。ソウル観光財団の8階にある「ソウルMICE産業総合支援センター」内の専担コールセンターでは、受け付けた各企業の要請内容を分析して各分野の専門家に依頼し、センターへの訪問・相談やコンサルタント、現場訪問など総合的なコンサルティングを通じて企業が抱えている問題点を積極的に解決していく計画だ。
また相談や諮問は曜日ごとに分野を分けて(月曜日:労務、水曜日:税務、金曜日:法務)行う予定であり、センターには分野別専門委員が13:00~17:00まで常在する。
相談や予約など「ソウルMICE産業総合支援センター」に関する詳細については、代表電話(82-2-2278-9933)で受け付けている。