ソウル市はソウル駅のバス乗り継ぎセンターの乗車台にハードウェア・ソフトウェアすべてに新しいメディアファサードを設置した。メディアファサードとは建築の中心を指す「ファサード(Facade)」と「メディア(Media)」の造語で、建物の外壁などにLED照明を取り付けて情報を表出する施設であって、21世紀の建築の新しいトレンドになっている。新しいメディアファサードは従来の施設に比べて解像度が段違いに向上し、遠隔制御でリアルタイムモニタリングと情報表示が可能になった。
ソウル市は2009年7月、ソウル駅のバス乗り継ぎセンターの乗車台12カ所にメディアファサードを設置して運営してきた。しかし、既存のメディアファサードが老朽化したことにより、この度解像度・耐久性・ソフトウェアが改善された製品に交換して停留場の位置とバス路線の方向、バス路線番号などを表示し、夜間にもソウル駅のバス乗り継ぎセンターをさらに便利に利用できるようになった。
また、ソウル市はソウル駅のバス乗り継ぎセンター施設も改善する計画である。総合案内図や路線図内に照明を設置して夜間の是認性を高め、交通事故の危険を事前に予防できる横断歩道の集中照明、歩行者誘導用安全フェンスなど利用市民たちのための便宜性・安全性の改善措置も含まれた。