ソウル市は7〜8月のホリデーシーズンに、ときめく心でソウル駅を訪れる市民たちに、ランウェイステージのすぐ側で楽しめる特別な思い出をプレゼントする「ソウル365ファッションショー」を7月13日(水)の11時40分から12時10分までの30分間開催した。ファッションショーはソウル駅を利用する市民の不便にならないよう、汽車の時間とプラットホームの状況を考えたうえ行われた。
待合室とプラットフォームでランウェイウォーキングを披露した30人余りのモデルは全てモデルを夢見る一般人で、マックアンドローガンやクォン・ムンスなど、ソウルファッションウィークの参加デザイナーの衣装を着てステージに上がった。
同日のファッションショーの動線は①ソウル駅東部入口から出発し、②待合室の切符売り場の前を行き来する旅行客たちの中でランウェイを披露した後、③旅行の出発を準備する客車前のプラットフォームで5、6回ランウェイを披露した。以降、④ソウル駅舎東部入口に移動し、⑤ソウル駅舎外の市民に向けてエンディングランウェイを披露してファッションショーのフィナーレを飾った。
今回の汽車駅のプラットホームファッションショーは、女優が恋する中堅デザイナー、マックアンドローガン、Seoul’s 10soul選定次世代デザイナークォン・ムンスなど2人が参加して2016S/S(Spring/Summer)コレクションの作品を披露した。
今回のファッションショーは青年雇用創出の一環として、まだ就職できていないモデル志望生たちを選抜し、モデル教育を通じてステージ経験までが出来るくらい「専門モデルを夢見るモデル志望生たちの夢の舞台」でもあった。現在、演技者出身のモデル志望生、若干の聴力障害を持った挑戦者、8年の経歴を持つヒップホップダンサー、ショッピングモールのフィッティングモデル経験者など様々な経験と経歴を持ったソウル365のファッションモデル1期生が自分の限界を乗り越えてファッションモデルの夢に挑戦している。現在、ソウル365のファッションモデル2期生を募集しており、志願は社団法人アジアモデル協会(Asia Model Association)のホームページから7月22日までオンライン申請が可能である。
「ソウル365ファッションショー」は今年の11月までソウル市の至る所で合計100回余り開催され、①ソウル市内の名所を基盤とするファッションメッカ型ファッションショー、②ソウル市や地域イベントと連携して開催する連携型ファッションショー、③特色ある場所と時期に開催される異色ファッションショーで構成される。詳しい内容および日程は「ソウル365ファッションショーのホームページ www.seoul365fashion.kr」で確認することができる。