5・6・7・8号線を運営しているソウル都市鉄道公社は7月18日から10月まで、毎週第二木曜日、優先席における妊婦たちの利用について協力を要請する市民広報キャンペーンを行うと発表した。
電車の中にはお年寄り、妊婦、障害者のための優先席が設けられているが、妊娠初期だと外見では分からないため、誤解を招く可能性が高く、利用しづらいのが現状である。実際、優先席に座っていた妊娠初期のある女性は、隣の乗客から「若い人が座る座席ではない」と叱咤されたと打ち明け、妊婦が気軽に優先席が利用できるよう、広報に力を入れるよう話している。
これを受け、都市鉄道公社は妊婦も気軽に利用できる優先席の雰囲気作りのために、市民を対象にした広報キャンペーンを行うことにした。7月18日(木)から10月10日(木)まで、毎月第二木曜日に電車の利用客にパンフレットなどを配り、外見では分からない初期の妊婦に対する配慮と理解を訴える計画である。とくに、「妊産婦の日」である10月10日(木)には、5~8号線の主な駅において、近くの保健所など関連機関の協力を得て大々的に広報キャンペーンを行う予定である。
キャンペーン中は、妊婦であることを示す「バックチャーム」を配ることにした。母子手帳を5~8号線のお客様センター又は案内センター(ⓘ-センター)で提示すると、バックチャームがもらえる。
キャンペーン広報物
妊婦であることを示すバックチャーム