ソウル市が運営する120茶山(タサン)コールセンターでは、ソウル在住の外国人を対象に、週1~2回生活情報の提供や専門カウンセリングなどの「外国人ハッピーコールサービス」を行っている。
主な対象は、ソウル在住の多文化家庭や外国人労働者などで、120茶山(タサン)コールセンターの外国語カウンセリングサービスを5ヶ国語で提供する。申し込みは、電話またはホームページ(
http://120.seoul.go.kr/foreign/japanese.html)から可能で、ソウル市の多文化家族支援センター(23ヶ所)と外国人労働者支援センター(7ヶ所)でも受け付けている。
120茶山(タサン)コールセンターでは、昨年2月から、120にダイヤル後、音声応答システム9番を通じ、英語・中国語・日本語・ベトナム語・モンゴル語など5ヶ国語で一日平均約300件のレベルの高いカウンセリングサービスを実施し、ソウルに暮らす外国人の頼もしい味方として位置づけられている。
120茶山(タサン)コールセンターは、ハッピーコールサービスを通じて、ソウルの交通、観光、施設、教育、医療施設などの生活情報だけでなく、入国・ビザ、労働関連の情報や通訳の提供など、実生活に密着した大小の不便や苦情を解決するものと期待されている。また、より専門的なカウンセリングが必要な場合は、管轄の多文化家庭(国際結婚家庭)支援センターや外国人労働者支援センターなどと連携し、2次カウンセリングが行われるようにしている。
1月26日以降、120茶山(タサン)コールセンターを利用した外国人のうち、希望者にハッピーコールサービスを行うなど、20名の外国語スタッフが本格的な運用のための体系的な準備をしてきた。結婚移民者のコミュニティーを通じて、またはモンゴルタウンなど外国人居住エリアなどを訪問してPR活動を行い、3月末現在279名に600件のカウンセリングサービスを提供している。