ソウル市は、ソウル特別市市民賞（こども・青少年部門）受賞者93人を確定した。5月の青少年の月を迎え、2011年5月5日のこどもの日に大韓商工会議所国際会議場で公式行事を開催し、授賞式を行う計画だ。

     ソウル特別市こども賞および青年賞は、孝行・礼節、奉仕・協同、厳しい環境の克服、創意科学芸術、勤倹・節約、グローバルリーダーシップの計6部門にわたって授与され、3月23日～4月1日に437人が申し込み、4月20日に行われた審査の結果、こども賞34人、少年賞38人（外国人1人を含む）、青年賞9人、青少年指導賞12人の計93人が受賞した。

     少年賞受賞者の1人、保聖(ポソン)女子高校3年生の伊村江梨花さんは、グローバルリーダーシップ部門に推薦された。2001年、小学校5年生の時に日本からソウル龍岩(ヨンアム)小学に転校してきた伊村江梨花さんは、すぐに韓国の学校生活にもなじみ、アメリカ、ネパールなどでボランティア活動をしたり、学校の国際交流部で活動し、日本姉妹校の訪問行事を行ったり、ソウル市の高校第4地区英語スピーチコンテストに学校代表として出場し、最優秀賞を獲得した。成績優秀で、クラスメートや先生たちからの信頼も抜群だ。