「ソウル植物園」は10月11日に臨時オープンを行った後、6か月間のプレ運営期間を設けた上で2019年5月に正式オープンする予定だ。
ソウル市は臨時オープン後のプレ運営期間を経て、2019年の春に正式オープンする計画だ。プレ運営期間中は韓国内外から搬入した植物の状態を細かく観察しながら植物園に定着するよう世話するとともに、市民の意見を聴取して運営上の改善点も探っていく方針だ。
プレ運営期間中には、ソウル植物園のすべての区間が無料で運営される。大型温室など一部施設を有料で運営するか否かは今後、市民や専門家などと十分な論議及び意見聴取を行った上で定める計画だ。
ソウル植物園は、市民が日常の中でレジャーや休息を楽しむ「公園」と、植物を展示して教育する「植物園」を有機的に組み合わせた新発想のボタニック公園(Botanic Garden+Park)である。面積は50万4千㎡で、サッカー場(7,140㎡)70個分の大きさであり、ヨイド(汝矣島)公園(22万9千㎡)の2.2倍、子供大公園(53万6千㎡)と似た規模である。現在ソウル植物園は植物約3,100種を保有しており、今後も収集・交流・研究・増殖などを通じて8,000種まで確保する計画である。
ソウル植物園は9号線・空港鉄道の乗換駅であるマゴンナル駅(③・④番出口)と直結しているため、交通の便にも優れている。地下鉄でカンナム(江南、シンノンヒョン駅)から30分、インチョン(仁川)国際空港から40分の距離である。
野外のテーマ庭園と世界12都市から搬入した植物を展示した植物文化センター(温室・教育文化空間)を含む「テーマ園」は9時から18時まで運営し、それ以外の区間は24時間開放する。