- ソウル文化財団「2021ソウル芸術支援」一次募集、11月23日(月)~12月11日(金)まで受付
- 「芸術創作活動支援事業」「公演会場常駐団体育成支援事業」に合わせて122億4千億ウォンを支援
- 「持続的な支援、現場目線、制度補完、オンライン情報提供、利用者中心のシステムの導入」を目指す
- 「芸術創作活動」は類型に即した成果認定、変更基準の緩和、創作過程の活動費も認定
- 「公演会場常駐団体」は代表者の謝礼金の編成を許容するなど柔軟に適用
- 来年上半期中に文化芸術ソウルに特化した新支援システムの導入に向け現場関係者の意見を聴取
- 11月23日(月)午後4時からソウル文化財団公式YouTubeチャンネルで「オンライン事業説明会」実施
ソウル文化財団(代表理事キム・ジョンフィ)は、新型コロナウイルス以降、変化する文化芸術界の環境に対応し、芸術活動を絶やさず安全な芸術環境を醸成すべく、122億ウォン規模の『2021ソウル芸術支援』一次募集を11月23日(月)から12月11日(金)まで行う。
『2021ソウル芸術支援』は、激変する芸術環境を補い得る安定的な支援制度を設け、様々な分野で活動する芸術関係者に持続可能な創作基盤の提供を目的としている。
今回の一次募集での支援規模は、合わせて122億4千憶(予定)であり、支援対象は▲2021年ソウルで予定されている芸術創作活動および作品制作・発表を支援する「芸術創作活動支援」▲公演会場と公演団体が協力して行う芸術創作活動および公共公演を支援する「公演会場常駐団体育成支援」の2つ。
ソウル文化財団は昨年、芸術関係者による懇談会、FGI(Focus Group Interview)、ラウンドテーブル、諮問会議などオン・オフラインの両面で20回余りに渡り意見聴取を行い、芸術関係者の実態調査および芸術支援体系の改善に関する研究を通じて実質的な支援となる制度に強化した。
今回の支援事業の詳細を伝える「事業説明会」は、ソーシャルディスタンスを守るためオンラインで行われる。11月23日(月)午後4時から財団公式YouTubeチャンネル「SfacTV」(
www.youtube.com/sfacmovie)から視聴でき、障害のある芸術関係者も参加できるよう手話通訳と字幕も提供する。
ソウル文化財団は、約130憶ウォン規模で進められてきた芸術支援事業の効率的な運用と、芸術関係者により良い環境を提供すべく、ソウルに特化した「ソウル文化芸術支援システム(SCAS)」を構築した。正式オープンに先立ち、本システムを実際に利用する現場の芸術関係者を対象に段階別のテストと意見聴取を行い、来年上半期に本格導入する予定だ。
ソウル文化財団のキム・ジョンフィ代表理事は「新型コロナウイルスの影響で芸術を取り巻く環境が大きく変化する中、新たな方向と目標を見据えて支援事業を準備してきた」としながら、「今後、切れ目のない支援、現場に即した支援事業に改善、安全な芸術エコシステムに向けた制度補完、ソーシャルディスタンスを厳守した情報サービスの提供、利用者中心の新規システム導入などを進めていく」と語った。
一次募集は11月23日(月)から12月11日(金)午後6時まで、国家文化芸術システム(
www.ncas.or.kr)から申請できる。より詳しい情報はソウル文化財団ホームページ(
www.sfac.or.kr)で確認できる。また、お問い合わせは芸術支援チーム(☏02-3290-7464)まで。