ソウル技術研究院では、現在新型コロナウイルス感染症の影響で全国的に続いているマスク品薄問題に対応するため、マスクフィルター及び代替技術の公募を実施する。マスク代替フィルター及び代替技術に関心を持つ韓国内外の市民、大学・研究機関、民間企業など誰でも参加できる。
今回の技術公募の挑戦課題は以下の2種類だ。
- 挑戦課題1:MBフィルターと代替可能な保健用マスクフィルター(3月9日~4月8日まで受付)
- 挑戦課題2:従来のマスクの代わりに利用できる新概念のマスクまたは技術(3月9日~5月8日まで)
今回のクラウドソーシング技術公募に参加を希望する韓国内外の市民・団体・企業は、ソウル技術研究院(Seoul Institute of Technology)ホームページの新技術受付所(New Technology Submission Portal)で受付できる。下のリンクにアクセスすると、公募展に関する詳細説明を英語・中国語・日本語・スペイン語・アラビア語で確認できる。
新技術受付所
公募では1次の書面評価、2次の性能評価、3次の発表評価を経て受賞者が選ばれる。最終評価を通じて優秀革新技術に選定された場合は、挑戦課題別に最大1億ウォン以内で賞金が授与され、ソウル市で実際に技術の適用が行われる。
※ 受賞者が複数選定された場合、評価結果によって賞金の規模を決め、課題別に1億ウォン以内で分割して賞金を授与する(1件あたり最大5,000万ウォン)。審査の結果、適した技術がなければ受賞者がいない場合もある。
今回の技術公募を通じて市民が提案したマスクの技術を活用して実証が行われ、新型コロナウイルス感染症による緊急事態を一日でも早く打開することで、市民の生活が再び安定を取り戻すことが期待される。