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文化/観光ニュース

  • ソウル庭園博覧会開幕

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,595

    2019ソウル庭園博覧会(10月3日~9日)が開幕した。2019年は、これまで庭園博覧会が開催されてきた大型公園を離れ、昔ながらの都心住居地であるヘバンチョン(解放村)に舞台を移した。テーマも「庭園、都市再生の種になる」に決定し、地域の市場やバス停、アパートの花壇、空き地など日常的な場所に小さな地域庭園を造成して、索漠とした都市に緑の吐息を吹き込む「都市再生型」博覧会を新たな試みとして行う。 空間設定も以前の博覧会とは差別化されている。これまでは「面」単位の大型公園に華麗なショーガーデンを造成する形式であったが、2019年はヘバンチョン(解放村)~ペクポム(白凡)広場~ソウルロ7017~マンリドン(万里洞)広場まで、各「点」をつなぐ「線型」のガーデンロードを披露する。 まず、2019年の庭園博覧会のメイン舞台であるヘバンチョン(解放村)には、町の特徴を活かした地域庭園32か所が造成される。1968年に開かれたシンフン(新興)市場には、まるで虹がかかったような庭園が訪問客を待ち受けている。 ペクポム(白凡)広場では、ソウルの景色が一目で見下ろせる空間でピクニックを楽しみ、また庭園を観覧できるよう庭園と多様な体験・展示プログラムを実施する。マンリドン(万里洞)広場とソウルロ7017では、7時間30分という短い時間の中で創意的で実験的な小規模庭園を作り出す「ポップアップガーデン」の10個の作品が展示される。

    ソウル市は、2019年の庭園博覧会を①都市再生②地域共生③市民参加④文化芸術の拡大という「一石四鳥」の祭りとして作り上げる予定だ。 はじめに、初の「都市再生型庭園博覧会」として開かれる2019年は、公園緑地が不足している地域の老朽都心住居地「ヘバンチョン(解放村)」に地域庭園(32か所)を作り、地域活力の種となるようにする。 マンリドン(万里洞)広場(ソウルロ7017)とペクポム(白凡)広場には、38個の庭園が造成され、高層ビルで埋め尽くされた灰色の都市を癒しの空間に生まれ変わらせる。▴ポップアップガーデン10か所、▴ソウル庭園博覧会が輩出した作家が共にする自治区別庭園25か所、▴テーマ庭園3か所だ。 次に、地域とともに発展し、地域の活性化につながる庭園博覧会となれるよう、地域商人や庭園関連企業との協業プロジェクトが進行される。 また、見るだけの庭園ではなく、直接参加して自ら庭園を培い、自然とコミュニケーションできる庭園となるよう、様々な体験プログラムも進行される。 最後に、10月3日から9日までマンリドン(万里洞)広場内のメイン舞台及びペクポム(白凡)広場では、秋の夜の庭園音楽会、バンド公演、造形物展示などの多彩な文化芸術公演が開かれる。 2019ソウル庭園博覧会:http://festival.seoul.go.kr/garden