ソウル市は、25の自治区が運営する、35ヶ所のリサイクルセンターの情報を統合するウェブサイトをオープンし、本格的な運用を開始した。
自治区が運営するリサイクルセンター(委託・指定)は、家電製品や家具類など、リサイクルが可能な大型廃棄物の再利用を促進するために設置された施設である。中古製品の中でも主に、冷蔵庫や洗濯機・TV・エアコンなどの家電製品や、家具類がお得な値段で購入できる。本年上半期(2013年1~6月)のリサイクルセンターの総運営実績は、収集量103,884点、販売量が93,991点、売上高は39億6千900万ウォンに達した。
これまでリサイクルセンターは、個別に様々な業態で運営されてきた。自治区ごとに実情は異なるが、オンラインショッピングが可能なセンターもあれば、店舗での買い取り販売のみのセンターもあった。これら個々に運営されてきたリサイクルセンターをオンラインで統合し、一度にアクセス可能なウェブサイトを構築することにより、これまでにない便利なリサイクルショッピングが可能になると期待されている。統合アクセスが可能となることによって、複数のリサイクルセンターの製品情報を比較した上で購入できるようになり、市民の関心もこれまで以上に集まり、アクセスの増加も予想される。
リサイクルセンターの統合ウェブサイトの URL は、(http://fleamarket.seoul.go.kr/rcmarket/index.do)である。