ソウル市は、地下鉄駅出入口1,662カ所とセジョン(世宗)大路など8車線以上の道路5カ所を2016年4月から禁煙区域に指定します。地下鉄駅出入口は10メートル以内で、8車線以上の道路は両側の歩道でタバコを吸うことができなくなります。
ソウル市は、2015年1月から市内の全飲食店を全面禁煙区域に指定し、屋外禁煙区域の拡大に向け屋内外禁煙区域の全面整備推進計画を再度取りまとめ、2016年4月から施行します。
ソウル市は、2012年から推進してきた屋内禁煙が市民の積極的な協力と行政力強化によって定着段階に入っただけに、今後は多くの市民が利用する屋外施設の禁煙区域拡大に重点を置く計画です。今年は街路沿いのバス停と学校周辺、2016年は地下鉄駅出入口と主要道路が指定対象です。
現在、禁煙区域として指定・運営されているのは、公共庁舎やインターネットカフェ、飲食店といった屋内大衆利用施設、街路沿いのバス停、保育所・幼稚園の周辺、都市公園など23万4,244カ所です。屋内禁煙区域は3年前の3倍になりました。