ソウル市は、各学校に食材を納品するすべての農畜水産物業者及び農産加工業者が遵守すべき基準が盛り込まれたガイドラインを全国で初めて策定しました。
これは、生産から管理、検品・納品までの基準、規格、重量を詳細かつ体系的に明文化したもので、この厳しい基準をクリアした食材のみ給食の食材として使用されます。
特に、放射能検出頻度の高い食品については、放射能の安全な管理基準を策定し、国の基準の20分の1の水準を超えただけで学校給食の食材として納品できなくなるほど管理が強化されます。また、低所得者世帯の高校生への給食費支援の幅を広げ、全ての学生に制度の恩恵が行き渡るようにする計画です。
また、与えられた食べ物をただ食べるだけでなく、与えられた食事について考察し、考えながら食べる「食品文化市民(Food Citizen)」の育成に向けた食生活教育の拡大も推進する計画です。