- ソウル市、㈱Filtと協力し低所得層にマスク支援…コロナ19の予防に貢献
- ㈱Filtが製造したエティカ(ETIQA)マスク20万個…マスクの品薄続くなか温かい支援
- コロナ19の感染リスクにさらされた脆弱階層向けの支援・疾病予防のための分かち合いを実践
ソウル市は、3月4日(水)、コロナ19の拡散防止に向け㈱Filtと協力し脆弱階層の市民に保健用マスク20万枚を支援すると明らかにした。
㈱Filtは、自社で製造した食品医薬品安全処認証済みの保健用マスク(KF94)を、2月末に4万枚寄付したことに続き、3月には16万枚を寄付し、ソウル市に合わせて20万枚のマスクを支援する。マスクは、ソウル広域フードバンクセンターに入庫し、ソウル市の25の自治区のフードバンクやマーケットを通じて、マスクの入手が困難な独り暮らしのお年寄りや低所得世帯、社会福祉施設などに届けられる予定。
コロナ19の感染が全国的に急速に拡大しているなか、今回のソウル市と㈱Filtの協約は、マスクの買い占めや品薄状態により購入することが困難な市民の疾病予防はもちろん、経済的な支援にもつながると考えられる。
2018年11月に設立した㈱Filtは、医薬外品保健用マスクの専門販売企業。2019年4月、朝鮮日報が選定した<消費者おすすめの1位ブランド>で大賞を受賞するなど、マスク専門会社として脚光を浴びている。
㈱Filtは、今回の寄付をきっかけに、助けを必要としている人々に支援の手を差し伸べる社会貢献活動に積極的に取り組んでいきたいとしている。
㈱Filtのナ・ユンファン代表は、「昨今のコロナ19の全国的な拡散によって、マスクの入手が困難になっている状況を見ながら、マスク専門会社として寄付の必要性を切実に感じた」とし、「苦しい状況に置かれている市民のために少しでも役に立ちたいと思い寄付を決心した」と話す。
ソウル市のハ・ヨンテ地域ケア福祉課長は、「コロナ19によって感染病の警戒レベルが『深刻』に引き上げらた今、脆弱階層の健康を守るためにマスクを支援してくれた㈱Filtに感謝の意を表したい」とし、「ソウル市はコロナ19が終息するまで脆弱階層の市民の安全のために最善を尽くす」としている。