パク・ウォンスン(朴元淳)ソウル市長は2019年5月1日~8日までの8日間、中東とヨーロッパを歴訪する。中東の場合、2013年にアラブ首長国連邦(UAE)を訪問して以来6年ぶりである。訪問先はアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ、イギリスのロンドン、イスラエルのテル・アビブの3都市。
歴訪の主な目的は「革新創業」。パク・ウォンスン(朴元淳)市長はソウル市政の重要課題である「経済活性化」の解決策として創業を提示した。そこで世界最高のサイバー保安企業を輩出した世界的な創業国であるイスラエルを訪問し、主な著名人と面談しながら「創業しやすい都市づくり」政策に関するアイデアなどを積極的に求めるとともに、ソウル市所在の企業との交流・協力なども提案する計画だ。イスラエルの経済の中心地であるテル・アビブとは友好都市協定を締結して今後両国の交流・協力を活性化させ、イスラエルの強みである革新創業をはじめ各分野の協力を模索する。
ロンドンでは2泊3日の日程で、「ロンドン・フィンテックウィーク(UK Fintech Week)」の開催地である世界的な金融の中心地・ロンドンで「ソウル投資説明会(IR)」を開き、市長が自らソウル市の魅力を伝える。
アラブ首長国連邦(UAE)では、2019年2月にチョンワデ(青瓦台)で行われた「韓国-UAE首脳会談」において締結したソウル市とUAEの環境部との間の気候変動に関するMOUに引き継ぐ政策として、ソウル市長がアラブ首長国連邦(UAE)の政府関係者らと面談し、アラブ首長国連邦(UAE)のニーズに合わせた「アップサイクルランドマーク」の造成方法について具体的に提案する計画だ。