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プレスリリース

  • ソウル市長、欧州出張で競争力ある都市構築の戦略を練る

  • プレスリリース SMG 156
    • 10/21~31、革新的な都市建築、緑の都心、ビューティー・バイオなど、都市の競争力の強化策を模索
    • フランス:感性文化と緑の都市づくりの現場を訪問、K-Beautyの育成・拡大に向けた協力
    • スイス:オリンピック開催都市世界連合年次会議に参加、バーゼルとバイオ・都市建築分野での協力を推進
    • スペイン:道路空間の再編による余暇空間の造成、雨水トンネル、環境配慮型木造建築などをベンチマーク
    • オランダ:柔軟な制度で創造的な建築デザインを引き出したアムステルダムなどの事例を集中的に視察

    ソウル市のオ・セフン市長が10月21日(金)から31日(月)までの9泊11日の日程でヨーロッパ地域を訪問する。訪問地域は、フランスのパリ、スイスのローザンヌとバーゼル、スペインのマドリードとセビリア、オランダのアムステルダムとロッテルダム。

    今回の表敬訪問では、革新的な都市建築システムから、水辺・生態が合わさった都心開発、文化芸術・スポーツ、ビューティー・バイオ産業に至るまで、ヨーロッパ地域の様々な事例を通じて、趣があって世界の人々が暮らしたい・訪れたい・投資したいと思うソウルを目指し、政策構想を提示する計画だ。

    <フランス:感性文化の都市、緑の都心に関する政策現場を訪問、K-Beautyの育成・拡大への協力>



    まず、31年間友好関係を築いてきたフランス・パリ(10/21~23)では、「感性文化都市」、「緑の都心」などから、市政における中核事業を実現するために必要な様々なアイデアを得る予定だ。

    世界3大庭園フェスティバルの一つである「ショーモン国際ガーデンフェスティバル」に参加し、「ソウル庭園博覧会」の発展方策を模索する。フランスの代表的な名所であり、2030年までより多くの緑地が造成される予定の「パリ8区」と、ビルの高さに対する大胆な規制緩和を通じて再開発が進んでいる工業地域「リヴ・ゴーシュ」にも足を運ぶ。

    また、フィルハーモニー・ド・パリやセーヌ川にあるセガン島の複合文化空間に新しく建てられた「セーヌ・ミュージカル(Seine Musicale)」など、パリを代表する文化・芸術施設も訪れる。

    パリは世界のビューティー産業の本場と呼ばれるだけに、世界一のビューティー産業クラスター「コスメティック・バレー」のマーク・アントワーヌ・ジャメ会長と会談を開き、K-Beauty産業と韓国企業のヨーロッパ進出における活性化方策について議論を行う。

    〈スイス:IOC本部「WUOC年次会議」に参加、バーゼルとバイオ・都市建築分野での協力を強化〉

    オリンピックの首都とも言われるスイス・ローザンヌ(10/23~24)では、「2022 オリンピック開催都市世界連合(WUOC)年次会議」に参加する。IOC(国際オリンピック委員会)の主要関係者や会議に参加する会員都市の市長らとの面談の時間を設け、国際スポーツ都市としてのソウルのプレゼンスを高める予定だ。

    世界的バイオ産業の中心地であるスイスのバーゼル(10/25)では、ソウルの優秀なバイオ・医療スタートアップとの研究開発や海外進出を手助けするため、バーゼル州政府、グローバル製薬会社Novartisなどと協力関係を構築する。さらに、両都市間の協力関係を都市建築分野などに拡大する方策についても議論する。スイスに進出した韓国出身の企業人、商工人、製薬・バイオ分野の従事者などに会い、海外進出の効果やソウル市にできる支援策などについて意見を聴取する。

    <スペイン:道路空間の再編による余暇空間や雨水トンネル、木造建築物などの造成現場を訪問>



    スペインの首都、マドリード(10/26~27)では、地上道路によって断絶されていた水辺の空間から、道路の地下化により市民の余暇空間へ生まれ変わった「リオ公園」を訪問し、道路の活用可能性について確認する。マドリードのホセ・ルイス・マルティネス・アルメイダ市長と会談を行い、両都市間の交流・協力の方法について話し合う。

    また、ソウル市が2027年まで江南駅、光化門(クァンファムン)、道森川(トリムチョン)一帯の3ヵ所に大深度雨水排水施設を設置することに関連し、マドリードのマンサナレス川にあるヨーロッパ最大規模の地下雨水貯留槽「アロヨフレスノ・ストームタンク(Arroyofresno storm tank)」を視察する。

    スペインのセビリア(10/27)では、セビリアを代表する建物であり、世界で最も大きい木造建築物である「メトロポール・パラソル」を訪問し、環境にやさしい木造建築物の活性化について模索する。

    <オランダ:柔軟な制度で創造的な建築デザインを後押ししたアムステルダムなどの事例を視察>



     最後に、オランダのアムステルダムとロッテルダム(10/28~30)では、世界の建築トレンドをリードしているオランダの創造的・革新的な建築システムを集中的に見る予定だ。アムステルダムのフェムケ・ハルセマ市長との会談を通じ、イノベーティブな建築を導入する支援システムの構築方法を共有する。

     オ市長は、普段からロッテルダムのユニークで魅力あふれる建築デザインの背景や建築制度に深い関心を持っているだけに、オランダの事例を通じて、ソウルで革新的なデザインの都市建築を活性化できる方法について様々な側面からアプローチする考えだ。

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